徹底解剖オセロニア vol.01〜[大敵]サタン〜
おはこんばんちは。さにーです。
今回はクソデッキではなく、割と真面目な分析、考察記事です。すまんな。
今回、解剖するのは[大敵]サタン。
◼︎サタンってどんな駒?
サタンは2019年の新春超駒として実装された駒であり、初の永続的吸収スキルを持っている。
○スキル
盤面にある相手の駒数×150の永続的吸収。
(最大666)
○コンボスキル
相手の最大HPの6%を吸収。
スキル、コンボ共に吸収で統一されており、使いやすい。コンボは最大HPを参照するためどんな状況でも仕事をしてくれる。
但し、スキルが魔単条件なので必然的に魔デッキでの運用となるだろう。
◼︎サタンの特徴
サタンの特徴はやはり永続的吸収のスキル。
盤面の相手の駒が多いほど真価を発揮するので、中〜長期戦になった際のアドバンテージはかなりのものである。
最大火力の吸収ダメージは666。
これはS駒のルエドとサルースを同時に配置しても届かない値である。
つまり上手く使えばS駒2体以上のアドバンテージを継続的に稼げる事になる。
スキル自体は吸収に分類されるが、取り扱いとしてはヘイランやスパルムの経過毒に近い。
早めに盤面端につけてじわじわとアドバンテージを取っていくのが基本的な使用方法だろう。
更にサタンは吸収によりダメージのみならず同時に回復まで行える。
これは1枚の駒で毒耐久にシーラーザードを搭載した働きをすると言っても過言ではない。
盤面端へ序盤でつけることの強力さからリーダーとしての適性も高い。
◼︎サタンの長所・短所
ここでは主に毒耐久と比較した時の長所・短所を考えてみる。
毒耐久というアーキタイプが抱える短所などは考慮しないこととする。
○長所
・毒耐久におけるダメージ+回復を1体で完結できる。(ダメージ+回復の両方を早期に着地させられる)
・吸収という無効化されづらいダメージソース。
・フレデリカを積むことができる。
△短所
・魔単縛りのため、防御や回復スキルを編成できない。
・神を編成できないのでHPが低くなりがち
☆まとめると…
ダメージソース+回復ソースを同時に着地させられることによる引きムラの出づらさや、吸収の無効化されづらさからサタンは毒耐久に比べ安定感が高い。
一方で、神を編成できないため、被ダメージ軽減の選択肢が少なく、HPも少し心もとない為、ダメージレースに持ち込まれると立て直しが厳しい。
◼︎サタンの友達
サタンをメインに据えたデッキを作る際に、相性のいい駒を考えてみる。
必然的に全て魔駒になるのはロジックしなくてもわかることだ。
○アヌビス(などのコンボ封印)
サタンの真価は盤面に相手の駒が多くなった時である。
しかし、それは同時にコンボの危険性も上がるということでもある。
そこで、盤面のコンボスキルをケアできるアヌビスはサタンと非常に相性がよい。
最早どのデッキからもお呼びがかかるルキア姐様。
サタンによるダメージ+回復により1ターンの価値が非常に高いこのデッキにももちろん好相性。
必然的に魔単になる為ハロウィンアルカードもすんなり編成可能なので2枚体制も可能。
○サマーロスカ
魔単ヒアソフィア。
スキルの強力さと裏腹に魔単の縛りの厳しさからなかなか採用されなかったが、サタンデッキにはピンズド。
1ターンの価値が高いのは前述したが、さらに苦手な竜に対してワンチャン作れるこの駒はS枠を使ってでも採用に値すると思われる。
○クイナ、オルプネー、心核(など吸収駒)
神の回復を採用できない為、吸収は大事な回復リソース。
クイナは強い。なぜなら可愛いから。
可愛いカードは入れ得。初心者はこれは覚えておいた方がいいぞ。(提言)
◼︎サンプルデッキ
ここまでの内容を含めて、コスト200のサンプルデッキを作ってみた。
なるべくすぐやられないようにデバフを多めで構成。
ロスカの部分は耐久が多いようならフレデリカに変えてもよいだろう。
ちなみに中長期戦向けの魔単構成なのでベルゼブブもすんなり入る。(シナジーが薄いので今回ロスカにしてる)
◼︎まとめ
サタンは吸収駒ではあるが、その実態は毒耐久の権化のような駒である。
このタイプの駒は同じスキルの駒が増えるよりも妨害や回復スキルの駒が追加された時に強化されることが多い。(ヘイランデッキの闘化天照など)
また、魔単だとフィニッシャーに不安が残る為、ダメージソースとなる駒の追加などでも頭角を表すかもしれない。(ルクスリアは持ってないから試せてないがいいかもしれない)
つまりサタンデッキを強化するパーツは
・妨害
・回復(吸収)
・フィニッシャー
である。(全部じゃねーか)
今後魔駒が出た時にはサタンデッキへの採用可能性も考えていく必要がありそうだ。
今回は少し真面目な考察でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
また次回はクソデッキの世界でお会いしましょう。